ウクライナ・ハリコフ物理技術研究所核セキュリティ
強化支援事業に係る事後評価の実施

2017年(平成29年)10月31日
日・ウクライナ核兵器廃棄協力委員会技術事務局

 2017年1月から7月にかけて、ウクライナ・ハリコフ物理技術研究所核セキュリティ強化支援事業(注:2014年12月完了、事業費1.73億円)に係る事後評価が実施されました。

 2017年4月には、事後評価業務を受託した株式会社ピーツーカンパニー(以下「事後評価者」)の専門家3名が、現地調査のためウクライナ・ハリキウ市のハリコフ物理技術研究所を訪問するとともに、ウクライナ外務省、国家核規制検査庁、ウクライナ科学技術センター及びキエフ原子力研究所の関係者とも事業の成果等について協議を行いました。

 事後評価者は、本事業において供与された質量分析システム及び外周防護システムの稼働状況、他ドナーとの連携、維持管理体制・状況等を評価し、今後の活動に対する提言や教訓を含む報告書を日・ウクライナ核兵器廃棄協力委員会に提出しました。

現地調査の様子

(参考リンク)「ウクライナ・ハリコフ物理技術研究所核セキュリティ強化支援事業 完了式典の開催について」(2015年6月)